ツイッターの欠点。

ツイッターを頻繁に使う人にありがちなのが、思ったことや取った行動をそのままツイートする、というものだ。

 

僕は35年間、自分というものを観察したところ、何か結果的に良い状態にことが転んだのは、思ったことをいったん引っ込めて一回頭の中で整理してその思ったことの特徴をよく理解してそれでも尚且つ言った方がメリットというか情報の出しがいがあるときだけである。

 

よくマナーか何かの本にも、思ったことをそのまま口に出しては品が悪い、という話が出る。

 

人間って聖人じゃないからすぐに思ったことってほとんど動物的なものだったりします。

 

それはそれで、その感情はあってもいいわけなんだけれど、大人はみんなそうしないですね。

 

で、ツイッターのツイートに溢れているのは自己内省のない、ただ思いつきで発した言葉であって、

 

あれって誰の何のためにもならないんですね。もちろん自分のためにもなりません。

 

小林秀雄がどこかで言っておりましたが、

 

審美眼を持つ人が情報発信する場合って、

 

例えば悲しみを発信しようとするなら、自分が今、どういう種類の悲しみを抱いていて、

 

その悲しみを表現することによって、誰がどう感じるかを、"見定める"人と言っています。

 

つまり、小林秀雄は評論家ですから、

 

ツイッターで何もかもつぶやいてしまうと、審美眼がどんどんなくなっていく

とこういうわけです。そういう人は物の本質を見誤り、見境いなくブランド品のようなものを買い漁るような人になりかねません。

 

最終的に、その動物的な発言にいいねがついてしまうとますます、内省的な機会が失われます。

 

そういったツイートって結局、自分は今、生きていますよ、という生存アピールくらいにしかなりません。

 

Windowsで言うところのpingコマンドです。

 

生存アピールを刻々とすることに何か意味があればいいのですが、

 

生存アピールは被災した人がたまにやって、みんなのメリットになるという類のもの。

 

そういうことを考えていると、ツイッターって使いづらいなぁ、と思うんですよね。

 

まあ僕がただツイッターと相性が悪かったんですが、相性が悪かった人が気づく最悪のツイッターの使い方を教えておきます。

 

それは、①思ったことをすぐ呟く、②その呟きに反応してくれる人だけフォロワーに入れる、③そしてフォロワーの増減に一喜一憂。

 

統合失調症患者のツイッター民はこういう使い方をしている人たちばかりでした。