がんばれないひと。

統合失調症歴10年。35歳男の雑記です。地元のフリーペーパーの記者をやっています。

富田林の逃走犯は気になる。

いずれ捕まったら、逃げ続けていた過程の行動が明かされるでしょうが、

 

僕は早く捕まってほしいなぁと思う反面、どうやって逃げ続けているんだろうと純粋な好奇心が湧いてきます。

 

というのは、ああいう逃走犯は逃走過程にミスができないんです。

 

ミスをしたとたんに捕まります。

 

そういう緊張感がある中で、

 

また手持ち金も少なくなる中で、

 

どういう行動に出るのかが、

 

気になります。

 

本気のサバイバルはいつだって、

 

知的好奇心を刺激してくれる

ものです。

 

僕が映画化してほしいなぁ、と思うのは、あのリンゼイホーカーさんを

殺害した市橋達也の逃走劇です。

 

週刊誌とかネットで見たのですが、

 

市橋達也は、公園で自分で自分の顔を

カッターか何か使って整形したと言われています。

 

また四国でお遍路さん巡りをして、

その間に、リンゼイさんが生き返らないかな、などと考えていたそうです。

 

整形は衝撃的でしたが、

 

僕がこれは文学的情景だな、

 

と思ったのは、

 

市橋達也が捕まった最後にいた場所です。

 

無人島みたいなところにいたんですよね。

 

それもマムシみたいなヘビを捕まえて食べていたという話もあります。

 

島へ行く途中のフェリーで捕まったのが正確な最後ですが、

 

そのときの様子がなんだか映像として思い浮かびます。

 

無人島にいたときに近くの島民が市橋達也の存在を不審に思ったというあたりの情景も文学的です。

 

市橋達也は必死だったからです。

 

必死な人間って、実は世の中あんまりいないんですよ。

 

どこかで逃げ道を作ったり、

 

まあべつに失敗してもいいやと思ったり、

 

代替案があったりするのが、普通の人間です。

 

ただ逃走犯は、そんな余裕がありません。

 

人間を、それも何の修飾も偽りもない人間の姿をそこに見ます。見ようによってはそれは純粋な人間なのです。

 

富田林の逃走犯も、純粋に逃げまわっています。

 

この逃走に、本人の知恵があると、

 

ミステリー小説っぽくなるんですが、

 

あの富田林の逃走犯はどうでしょうかね。

 

警察は明らかにミスったわけだし、

 

住民が不安を感じている代償として、

 

一刻もはやく捕まえて、

 

どうやって逃げおおせているか明らかにしてほしいと思います。

 

犯罪者が唯一、社会に貢献できることは、上で述べたような、あとのない人間くさい人間の姿を告白することだけです。