がんばれないひと。

統合失調症歴10年。35歳男の雑記です。地元のフリーペーパーの記者をやっています。

醜形恐怖は治る。

僕は醜形恐怖を克服した人間です。

 

醜形恐怖の一番の厄介な症状は

 

僕の場合、鏡確認行為と、

髪が気になるというものでした。

 

昔、僕は床屋に行って髪型がいつもよりちょっと変わってしまうとパニックになっていました。

 

入院を機に、改革をしようと思っていたんですが、発症した26歳から4年間くらい毎回、髪を切る店を変えるという戦法をとったのです。

 

初めは勇気がいりましたが、徐々に慣れていきました。

 

醜形恐怖は、概ね三十歳くらいになると自然になくなるとWikipediaなんかには書いてありますが、それは本当のようです。

 

醜形恐怖で精神病になっているみなさん、安心してください。

 

一生、自分は変だな人には言えない恥ずかしい悩みだな、と思い暮らすことは、僕の例からもわかるとおり、ないことなので、くれぐれも自殺などせず、ちょっとずつその完璧主義に似た性格を治す努力というか、僕はスタンスでいいと思うのですが、それを継続していって三十代を待ちましょう。

 

僕はこの三十代になると醜形恐怖がなくなるというのは、一応ちゃんとした説明ができると思っています。

 

つまり、三十にもなると世の中のことがよくわかってきて、僕の場合のような髪型にこだわるということが社会的にみて、取るに足らないことだというのが、

理性的に感じ取れる、人間的に成長した証が、大きな要因だと思うのです。

 

だから僕は主治医に一度、こう質問してみたことがあります。

 

「ある程度、社会性が身につくと病状が緩和されますか?」と。

 

そのときはっきり先生は肯定しなかったけれど、否定もしませんでした。

 

まだ色々よくわかっていない人間の脳の構造やしくみ、僕の場合だと統合失調症発病メカニズム。

 

その考えは僕の持論です。

 

しかし、完全に鏡確認行為がなくなったわけではなく、僕は今でも外出時は鏡、反射物が気になります。

 

だけどそれが今度は髪ではなく、今は体型の方に気になる要素がシフトしている感じです。

 

それでも日常生活には、薬を欠かさず飲んでいるので支障はないし、

 

仕事もできています。

 

それに体型の悩みの方が、より健常者に近づいた悩みなんですね。

 

痩せたい、太りたいで悩んでいる人って五万といますからね。他人に共感してもらえる悩みです。

 

ちなみに僕は今、セルフバリカンで四日に一回くらいの割合で1mmのボウズにしているのですが、もうなんていうか髪の悩みがなくなりました。禿げても1mmのボウズであればほとんど見かけは不変ですからね。

 

そういう悩みがなくなった今では、仕事のことやお金のことなど本来、みんなが悩むところに集中できるようになりました。

 

だから醜形恐怖統合失調症にとっては歳をとるというのは老化ではなく前進なのです。