がんばれないひと。

統合失調症歴10年。35歳男の雑記です。地元のフリーペーパーの記者をやっています。

新幹線の喫煙ルームにある未来。

僕はかれこれ10年以上煙草を吸っていて最近は最寄りのセブンイレブンに売っているゴールデンバットを1日二箱いくかいかないかくらいの量で推移している。

 

本題だが、僕は居酒屋とかレストランとかその他今まで灰皿が置かれていた店は、ちょうど新幹線の喫煙ルームにあるような狭くても清潔に吸える場所が店内かもしくはすぐ外にあるならば、即刻全店全面禁煙にしてもいいと思っている。

 

煙草というのは、これは安部公房か誰かが言っていたのだが、ほんとうにおいしいと思う一服というのは稀で、たいがい惰性で吸っているなかたまたま一日のうち数本ほどおいしいタイミングがあれば嬉しいというくらいというのは普遍的であると思う。僕は新幹線のあのボタンを押して中に入り、風景を見ながら極めてクリーンに吸えるあの喫煙ルームが好きである。

 

思うにあれがあれば、喫煙席というのはヘビースモーカーな僕でも不要と思えてくる。

 

僕が30の半ばになって、酒は1週間まったく飲まなくて大丈夫であっても煙草は吸う人生の中で受動喫煙には気を使うようになった。

 

部屋では換気扇をまわして犬が受動喫煙しないようにすら気をつけている。

 

愛煙家にも二種類の人間がいて、ただ惰性のままとにかくだらしなく量を吸うタイプと、何かこだわりを持ってもしくはメリハリを持って量を吸うタイプである。

 

僕は前者は、おそらく禁煙外来やちょっとした覚悟があれば煙草の量を減らせるか禁煙できるように思う。

 

吸っている間に何かこだわりの対象がないのであれば、違う何かで代替可能なのだ。だが後者は、吸うことにアイデンティティの一部が同化している人が多く、なかなかやめられない人が多い。

 

僕は後者である。

 

しかしアイコスに代表される洗練されたデザインと機能の物が普及したように、喫煙者というのはカッコいい、クールなものを好む傾向がある、と僕は思う。

 

そこであの近未来っぽい新幹線の喫煙ルームである。

 

あれがあれば、別に吸いたければ、ちょっと席を離れてあそこで吸えばいいだけなのだ。そこにこのご時世、文句もないし不便さは感じない。

 

受動喫煙させることが害である認識はもっと、科学的事実なので広めても良いと思う。

 

僕としても、そんなに煙草を悪というイメージではなく、頭脳労働や心の安定や映画にあるような情緒的風景として捉える人が増えるのであれば、そっちの方が歓迎なのだ。

 

気の毒なのは、東京都の喫煙者の職員である。喫煙所をなくされたみたいだが、そんなこと言った僕もデスクワークをフルタイムでやりつつ、禁煙はさすがにキツイ。あれは本当にかわいそうだと思う。