がんばれないひと。

統合失調症歴10年。35歳男の雑記です。地元のフリーペーパーの記者をやっています。

中村天風の言葉の中で唯一僕が信じているもの。

中村天風といえば自身が医者で当時不治の病だった結核を治すために秘境みたいなところで修道僧に出会い自分で病気を治し長生きしたすごい人みたいなイメージですね。

 

僕は何冊か本を読んだのですが決して真理を語っているとは思いませんでした。

 

僕は統合失調症を患っていて天風会という中村天風哲学を実践する団体に問い合わせたことがあります。

 

詳細は割愛しますが、中村天風の教えだとどんな病も積極的に生きればその時点で病気は病気ではないと書いてあってそれを実践しているみたいだったのですが、それはそれ自体においては正しいというのが僕の解釈です。

 

真理ではない、と言ったのは、真理ってたとえば統合失調症であればまだわかっていない原因の究明が真理なんですよ。中村天風は実践哲学なので、その原因の究明には、つまりサイエンスには触れないんですね。

 

気合いで病はなんとかなるみたいな乱暴に言うとそういう感じなのです。素晴らしい実践哲学だと思いますよ。

 

人それぞれが病気であろうと有利になる。楽しめる。明るい。未来がある。

 

だけど、それは幸福の道を目指しているだけであって真理ではない。おそらく中村天風を信じきっている人にはみえないけど、れっきとしてある世界が世の中にはあるという立場に僕は立っています。

 

でも僕がこれは信じられるなと思う箇所は一つだけあって、

 

それは、寝るときはその日一日あった良かった楽しかったことだけを思い浮かべて寝る、というものでそうするとたしかに睡眠が心地よい。それは体験しました。実践哲学として僕が中村天風に唯一教えてもらったことです。

 

僕の場合は友人が少なく恋人はおらず犬は話せない。だからたまに会う姪っ子や甥っ子の可愛らしさを思い出して、眠るようにしています。

 

でも、中村天風の教えって気をぬくと俗っぽい喜びにばかりその対象がすり替わっていくんですね。僕は寝る前に良かった楽しかったことを思い浮かべる対象は、純粋なものでないと効力がないように思うのです。

 

百万手に入って百万円が対象になったらその百万がなくなったときはその実践哲学は効かなくなるでしょう。

 

そういう意味で多少コツがいる実践哲学なんですね。

また僕が真理ではない、と思うのは寝る前はそれで良くても、ふだんは違うこと、場合によっては真逆のことを考えていないと人としての成長はないと考えるからです。姪っ子甥っ子の様子に満足しているだけでは睡眠は良好でも向上は図れないでしょう。バランスを取る、つまり考え続けることだけが真理なのです。