がんばれないひと。

統合失調症歴9年。34歳男の雑記です。統合失調症の能力を示すのが目的です。

コーヒーに味噌汁はピンクフラミンゴ。

映画『ピンクフラミンゴ』では、どれだけ視聴者を気分悪くさせるかを競っているかのような醜いセンスを映像化している。

 

人間が美しいものを作り出せるその前提には汚いものも生み出せるという構図がある。

 

僕はちょっとこれの嗜好とはかけ離れるんですが昔A型就労所にこんな社員さんとの会話がありました。

 

それは僕が昔SEをやっていたという話をするとサーバ室ってどんなんでした

?と。

 

僕が真夏でも上着が必要なくらい冷却されている部屋にパソコンがたくさん積んであるところでしたと答えるとその人は、「そこで一服したいですね」と言いました。

 

その人は常にタバコを大量に吸っていて

 

一時間の休み時間が終わるまでずっとタバコを吸っていました。

 

なんとなくその対人恐怖か病名は忘れてしまったのですが同じ精神障がい者ではあるんですがちょっとあんまり垢抜けていないというかやつれているサラリーマンが、密室で冷却されたパソコン、正確にいうとサーバなのでほとんど「黒いでかい壁」の前でタバコを吸っている姿を僕は想像してしまったのです。

 

それはなんともシュールな光景でしたがまた同時にほんとうに気持ちよさそうに映った想像であることに、妙に今でも印象として残っているんですね。

 

そのとき真夏が近づいてこようとしている時期だったので余計にそう思ってしまったのです。

 

快適というとふつうみんなは美女に囲まれるとか五つ星ホテルのフレンチが食べられるとか想像するかもしれませんが、

 

僕とその対人恐怖と思しき社員の共通の快は、きんきんに冷えたサーバ室でタバコを吸うことだった。

 

それから数年後に僕が接客販売のスタッフとして働いてたころ、副店長、この人はまだギリギリ二十代という若い男でもあったのですが、

 

ある日お店が閉まる直前に「○○さん、味噌汁にコーヒーを混ぜたことありますか」

 

ときいてきたんです。

 

はじめは何かなと思ったんですが、ようはこのよでもっとも不味い食べ物がそれであることを教えてくれたのです。

 

僕はサーバ室でタバコも、コーヒーのなかに味噌汁も人間のある目立たない一面を象徴したかのような印象を持つんですね。

 

隙間の発想と僕は呼んでいます。

 

もう少し違うパターンでいうとニッチアートです。

 

よくありがちなそれらを受けての感想として、そうやってあれこれ実価値のないことを空想できるのは、健全な文化である証拠だというものですが、

 

僕もそのとおりだと思います。

 

『ピンクフラミンゴ』はもっとも下品な映画醜い映画として世界的に認知されています。