がんばれないひと。

統合失調症歴9年。34歳男の雑記です。統合失調症の能力を示すのが目的です。

統合失調症患者が考える今年一番良かったこと。

再発しなかったこと。

 

これに尽きると思います。

 

正直、生計の収支はめちゃくちゃです。でもちらっと通院している病院できいたことなんですが、

 

破産していてもふつうに通院できて小康状態を維持している患者さんはたくさんいる、とのことです。

 

そして、先生には、

 

「これからはなるべく破産しないで病気とのバランスもとっていけるような生活を目指しましょうか」

 

そういわれたこともあります。

 

そうなんです、一般市民の税金である障がい者年金は不動産投資のためにあるわけではありません。株式投資のためでもありません。

 

社会の中にいて迷惑をかけないように”再発しないため”にその第一の目標があるのです。

 

僕は、今年は一年間続けた清掃という天職を捨て成長市場である介護業界に身をおきました。無事、資格もとれました。障がい者であってもチャレンジできるところをほんのわずかですが結果として残せたように思えて、今年は悔いがありません。

 

もちろん健常者であれば、もっともっと成長のスピードは速いでしょう。

 

目指すところにむけて環境を変えたり、魅力的に思える人と出会ったり、新しい場所にいったり、プライベートでも結婚や出産など、人生のステージをあがっていくような年齢でもあります、僕の歳の場合。

 

結果的に介護の仕事をしているさなかに就業不可という診断がおりてしまい、まったく今後の見通しも、また生計もおかしくなってしまいましたが、とにかくこうして無事にブログを書いている、というのがなによりも、幸運だったと思います。そしてその上、少しでもやろうと思ったことの軌跡が残せてよかった。

 

統合失調症患者にとって短期決戦はありません。

 

一生服薬し、一生通院するので、トータルでスコアのようなものがあるのならば考慮しなければなりません。

 

33歳になる一年間で、もう一回入院することもなかった。

 

ごはんがふつうに食べられた。

 

犯罪もおかさなかった。

 

犬に優しくできた。

 

身のまわりにいる人たちとも喧嘩したり不仲にならなかった。

 

綺麗な夕陽をなんどもみあげていいなと思えるだけの余裕があった。

 

社会はもっと大きなスケールで利害が対立していて、毎日だれかが交通事故で死んでいて、いじめに象徴されるようにたくさん若い命が、統合失調症でもないのに奪われて、それでも世界はまわっていた。

 

それは僕が再発しなかったからだ。僕がとりあえずは心身無事にいられたからだ。

 

多くの人が考える幸せにはまだほど遠い部分があっても、そういうのはこの際、考慮に入れるのはばかげている。

 

幸せは小さくみえても、それはほんとうはとんでもなく奇跡に近いものだということを今一度、噛みしめようじゃありませんか。