がんばれないひと。

統合失調症歴9年。34歳男の雑記です。統合失調症の能力を示すのが目的です。

いじめられていたあの子は大人になった今、幸せそうにいつもニコニコ歩いている。

僕は地元を離れていた時期が長かったので、今住んでいる地元にそんなにたくさん知り合いがいるわけではないんですが、

 

僕だけがきっと覚えていて向こうはこっちの名前とか顔を忘れてしまっているだろうという同級生をたまにそのへんの道とかで見かける。

 

話しかけたりはしない。

 

全然風貌が変わっていない子もいれば、当時から比べるとずいぶん大人びた子もいる。

 

その中でいつも印象に残る子がいる。

 

小学校時代に同じ代で、よくいじめられていた女の子で、その理由はおそらく知的障がいだったりではないのだけれど、

 

ちょっと浮世離れした感じの、マイペースすぎる、言語不明瞭で、いつもふわふわ空想の世界にいるような、星の王子様踊って?とからかわれるとよく踊っていた女の子で、

 

その子はいつも、僕がなにかにイライラしたりこんな生活もういやだなとかどうしてもやめられない煙草を道で吸っているときとか金策に翻弄しているときとか要するに雑多な煩悩を抱えて街で過ごしているときに、見かけるのだ。

 

僕が実家の車にのって時間短縮しているときとか、自転車ですら行くのがだるいと思いがちな場所までの道のりで、出くわすときにいつも歩いている。

 

自転車をこいでいたりもしない。ましてや車になど乗っていない。いつも歩いている。

 

雨の日も、暑い日も、風が強い日も、僕は話しかけないけれど見かけると心の中で、「あ、○○さんだ」とつぶやいている。

 

僕はいつもビクビクしながら外出する。他人より効率的に生きたいとか、楽に生きたいと思っている傍ら、一歩外に出るとニコニコあんなに自然に笑えない自分を認識する。

 

朝、起きて僕は新聞を読む。パソコンで新聞を読むのが日課になっている。

 

だからたとえば駅前のツタヤとかにふらっと行って、はっと上を見上げて、その建物に工事の足場なんかが組まれていると、

 

「あ、こないだ工事現場の足場の鉄筋が落っこちてきて死んだ人がいたな、いやだなこんな足場、ここの足場は大丈夫だろうか、先日落っこちてきた鉄筋で死んだ人のアンラッキーの確率と僕がそれにでくわさない確率はイーブンでいつ僕がその被害にあってもおかしくないのだ。」

 

そんなふうに思いながら、ビクビクしている。

 

でもきっと○○さんだったら、同じところを通って同じように上方を見上げるとしても、その建物の足場のはるか向こうの、たとえば今日だったら、見事な秋晴れの空をみてまたニコニコしているんだなあ、と僕はたまに善き空想をしていて、その瞬間だけは、なんとなく落ち着いたりする。