がんばれないひと。

統合失調症歴9年。34歳男の雑記です。統合失調症の能力を示すのが目的です。

至上最高の恋愛ものはこれで決まり!

個人的には順不同で映画『タイタニック』、映画『ブロークバックマウンテン』、小説『潮騒』だと思っています。

 

他のは恋愛ものでもちゃらかったり、病気で死ぬ、車の交通事故で死ぬなど悲劇があからさまだったり、あとはちょっと玄人好みすぎるな、というのははずしました。

 

そうすると見事に上の三つが残りました!

 

でとにかくタイタニックもブロークバックマウンテンも悲劇なんですよね。なんで悲劇なのに至上最高なのかというと悲劇だからこそ史上最高というわけなんです。

 

悲劇というのは続きがありません。終わってしまった恋愛が美しくなっている。ハッピーエンドにはおそらく視聴者に続きを考えさせられるような余地が残っている分、作品が死んでないんですね。

 

でも映画は二時間。短期決戦です。その中で完結しているのも悲劇の魅力かもしれませんが、一番はそこに正負の法則があるからです。美しく恋愛し、悲劇的に死んでいく。

 

なかには現実世界でもこれをなぞった方が思想上好ましい人はいると思います。尊厳死とかそういうのも似たような発想です。

タイタニックは死んじゃうんですね、ご存知のとおり。あれは、なにがすぐれているかというと、船の上で繰り広げられる人間ドラマの周囲がまっくらの海だというコントラストにまずひかれます。そうなんです、僕が中学生のときみたこの映画は、とにかく海というものが怖かった。今でも僕は海は怖いです。人を吸いこんでいくブラックホールのように思えます。

 

でも船上では華やかなんですね。身分の違いを超えての恋というのもロミジュリみたいでいいですね。

 

そして回想ではじまり回想でおわるときにあとに余韻を残してくれるのが、あの老婆はそんな激しい恋をして、現状の結婚生活では、なにかそのときの一生忘れられない情熱と同等のものをみただろうか、という少しうがったみかたをした疑問です。それらをひっくるめてよくできた映画だと思います。

 

タイタニックの話が長くなってしまいましたが、次はブロークバックマウンテンです。

ブロークバックマウンテンのいいところは、出てくる俳優がかっこいいところです。

そして印象的なシーンのオンパレードな映画なんですが、要は素朴なカウボーイがみせるゲイ相手の男への静かな愛が描かれていて、無駄な描写の一切ないところに惹かれます。

 

でも二人とも実は生粋のゲイではなくバイセクシャルなんですよね。そのあたりもなんだか考えてみると奥深く鑑賞できそうです。

 

僕はこのブロークバックマウンテンの原作を英文で読んだことがあります。大分映画は原作とは違うというか原作はもっと短いんですよ。いろいろ盛り込んだ要素が映画の方にはあってそれが成功しているところにアンリー監督の手腕をみるんですね。

 

最後は潮騒です。これはいわずもがなでしょう。