がんばれないひと。

統合失調症を発症して八年目。思っていることとか人の役に立ちそうなことを書いている雑記ブログです。

『スモーク』を観た。


スモーク

 

ポールオースターは、村上春樹の翻訳版の本が今一、理解できない。たまたま観たこの映画で良さがわかる。

 

映画が小説よりも優れているところは、やはりある。翻訳の文章ってどこか、訳している人が一番身に染みてわかっているはずなんですが、機械的には訳せても、その作品がもっている、いわば東京でいうところの江戸っぽさのようにある枠組みのなかでも、雰囲気とか風習とか微妙にニュアンスが違う部分は、翻訳で伝えるのは難しいと思うんです。

原文で読むのが一番でもなかなかその根気がなかったりする。

 

そういうときは小説の翻訳よりは映画の役者の台詞の翻訳の方が誤差が少ない気がする。