読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

がんばれないひと。

統合失調症を発症して八年目。思っていることとか人の役に立ちそうなことを書いている雑記ブログです。

『アドラーに学ぶよく生きるために働くということ』を読んだ。

読書

 

アドラーに学ぶ よく生きるために働くということ (ベスト新書)

アドラーに学ぶ よく生きるために働くということ (ベスト新書)

 

 

二つだけポイントをかいつまんで記します。それは”書く”という行為に必然性があなたにはありますか?というリルケの問いを引き合いに出しているところ。

 

詩人というのは、たとえそれがどんなに金にならなくてどんなに無意味にみえるものでも、ひとり静かな夜に頭の中で「それでも書きたい」という欲求と行動が伴ったときに

ほんものの詩人になるのだ、と。

 

これはなにかを諦めるときにも使える基準です。中島義道という世捨て人のような哲学者がいますよね。僕は知らなかったんですが、中島義道は昔、小説を書いていたそうです。でもあるとき、上述した問いを自分に投げかけて、小説を書くのをやめたそうです。また本書では、ゴッホの例を分析しています。ゴッホやゴーギャンの絵は生前売れなかったそうです。でも、彼らはそれらが売れなくても描き続けた。

 

あともう一点、最終的ななにかの決断は”ロジックを超えたところにある”。この言葉は含蓄あるものです。これをこうするとこういういいことがあってという見通しが立つ分には、たいした決断の結果とならない、とそう著者は述べています。