がんばれないひと。

統合失調症歴9年。34歳男の雑記です。統合失調症の能力を示すのが目的です。

内田樹がUFOを信じているのは、科学至上主義への警鐘。

 

 

悩める人、いらっしゃい 内田樹の生存戦略

悩める人、いらっしゃい 内田樹の生存戦略

 

 最近、これ読んでいる。

 

合理主義に主眼をおいたサバイバル術。僕がもっともこの人がどう合理的かを端的にあらわしている個所だと思ったのは、「結婚は、基本的にその人(パートナー)といた方が自分の生存確率が高まると計算できたときに成り立つ」というようなところです。

 

結婚を、そう捉えているんですね。よって人間は病気したり貧困になったりそうやって弱ったときに結婚したがるから、結婚したくてもできない人は、窮地に陥ればいい。結婚する。できる。まあ故意に窮地に陥ればいいというのは僕の過大解釈ですが。

 

ついでにこんなことも言っています。「どんな相手とでも結婚できると思えるのは人間の器を示す指標」

 

だから主に若い男女の機微を歌っている流行りのJPOPなんか聴いて、イケメンがでてくる月9ドラマとか観て、恋に恋している人間は念頭においていないんですね。

結婚はロマンではなく生存戦略だと。

 

誰でもまだ若いうちは理想の結婚相手とか考えたりしているじゃないですか。別にそれはふつうのことと捉えられているじゃないですか。おもに上述した音楽とドラマとかテレビの影響で。それは全部、わかいうちは健康だからだそうです。

 

そこまで合理を貫いているわけですから、ポッとUFOを信じているなんていう話が同じ本で出てくるのは、どこかで合理の万能性にも危惧を抱いて、要はバランスをとっているんですね。人間はミスをする生き物。科学が万能という一元論では、必ず社会にほころびがでる。そういったところを抜け目なく気を配っているのは、一流の人間だなあ、と思いました。