がんばれないひと。

統合失調症を発症して9年目。1983年生まれ。思っていることとか人の役に立ちそうなことを書いている雑記ブログです。 

早熟な友達が高校生のとき教えてくれたこと。

 僕の同級生にこんなやつがいたんですね。

あるとき、美術の時間があった。彼はひとり泣いているんです。

みんなもくもくと絵を描いているのにひとり泣いているんです。

 

どうしたんだろう、と高校生ながら思いますよね。

彼はスポーツ大会のときも決して運動ができないわけではない、むしろ得意な方だったんですが、欠席したんです。

 

その理由が「スポーツマンシップにのっとれないから」。

はい、これ早熟ですね。高校生のときから反骨というのがあったわけです、彼には。

 

その後、彼は太宰にはまり、ニルバーナにはまり、学校で煙草吸って、一応卒業はしたようなのですが、今からして思うと彼はそういう誰にでもある、純粋さというものを露骨に態度で示したんです。

 

どんな人でも、みんななんでこんなに明るいんだろう!ってびっくりすることありますよね、大人になってから。特に民放のテレビ番組なんかそうだろうと思います。

 

僕、冷静に今、大人になって思うのは、ああいう明るさももちろん必要です、それがないとみんな鬱になるかもしれません。でもあの価値感だけにのっているとそれはそれで危険なように感じるのです。この感覚が理解できる人は正常だと僕は思っています。

彼は高校生のときにバランスを崩しました。僕が上述した正常さがないといつまで経っても、「ああ、あの子は変だったんだ」という印象でずるずる大人になっていきますが、スポーツマンシップにのっとれない精神への理解も、とても大切なものです。